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やりがいのある
働く環境で
しっかりとした
キャリア形成が可能
教授奥田 勝裕
Katsuhiro Okuda
2022年9月1日、名古屋市立大学 呼吸器・小児外科学(旧腫瘍・免疫外科学)分野の教授を拝命しました奥田勝裕です。当分野には呼吸器外科グループと小児外科グループがあり、日々患者さんに最良の医療を提供するよう努力を重ねています。呼吸器外科グループでは、胸腺腫の正岡分類を提唱された正岡昭先生(第3代教授)が確立された縦隔腫瘍に対する治療、藤井義敬先生(第4第教授)が基盤を作られた基礎・臨床研究を組み合わせたトランスレーショナルリサーチ、中西良一先生(第5代教授)が積極的に取り入れた肺癌に対する低侵襲手術の3つを発展させ、さらに薬物治療と低侵襲手術を組み合わせた皆にやさしい肺癌・縦隔腫瘍に対する治療の開発、提供を目指して引き続き邁進していきたいと頑張っております。
最近ではロボット支援手術による治療が、全肺癌手術の6割以上、縦隔腫瘍手術の9割以上を占めるようになってきています。低侵襲手術により周術期合併症を減らし、術後疼痛を軽減し、術後補助化学療法をより確実に早期に行えるようになってきています。
基礎研究、画像診断、気管支鏡によるIntervention治療、手術周術期を含めた薬物療法、手術治療、終末期医療まで幅広く行っております。このようにやりがいのある働く環境を実現したうえで、今後の医師の働き方改革を先取りし、医局員は皆Privateも充実した日々を送っています。女性医師の割合も増えており、男女問わずしっかりとしたキャリア形成が可能な環境づくりをしております。
医師を志す学生さん、研修医の先生、東海地区に戻ることを考えている先生は、一度当教室へ見学に来ていただければと思います。ご興味のある方はぜひ、ご連絡ください。お待ちしております。
教室の沿革
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1943年(昭和18年)
名古屋市立女子高等医学専門学校建学
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1948年(昭和23年) 9月
名古屋女子医科大学 外科学教室 藤浪 修一教授 就任
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1950年(昭和25年) 4月
名古屋市立大学医学部 第二外科教室 開設(初代・藤浪 修一教授)
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1967年(昭和42年) 7月
第2代 永井 良治教授 就任
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1980年(昭和55年) 5月
第3代 正岡 昭教授 就任
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1996年(平成8年) 10月
第4代 藤井 義敬教授 就任
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2000年(平成12年)
大学院改組(名古屋市立大学大学院医学研究科)
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2002年(平成14年) 4月
腫瘍・免疫外科学分野
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2009年(平成21年)
旧第一外科と旧第二外科学の消化器外科グループが合併し、腫瘍・免疫外科学分野は呼吸器外科、乳腺外科、小児外科グループが存続
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2015年(平成27年) 5月
第5代 中西 良一教授 就任
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2016年(平成28年) 6月
乳腺外科学分野が腫瘍・免疫外科分野から独立
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2022年(令和04年) 9月
第6代 奥田勝裕教授 就任
呼吸器・小児外科学分野に名称変更